大きな本を広げるコロンぼうや

ポンポスコラへの道

ポンポスコラへの道

街にはコンビニやファストフードがいくつもあって、郊外の量販店では沢山のファミリーで賑わっています。

しかし、残念ながら、提供される食品全てが身体に良いものとは限りません。

私が食について感心を持ったのは、趣味で始めたチェロがきっかけでした。大人になって始めた私にとって、譜面に従って音楽を演奏するのは大変苦労でした。すぐに集中力が切れてどこを弾いているのかわからなくなるのです!五線譜の上でつまづく度に「まったくもう!!!」と、ほとほと自分がイヤになりました。
しかし、ポンポスコラの3時間目でとりあげた真田町(長野県上田市)での学校給食の取り組みを知り、毎日の食を見直すことで心身の能力が向上することを知りました。
私はチェロを通してスズキメソードの鈴木鎮一先生の「人は環境の子であり才能は生まれつきではない」という教育理念に薫陶を受けていましたから、真田町での学校給食の事例とスズキメソードの理念に共通する「環境が育む習慣」が私の中で結びついて以来、食も然ることながら、私は「見たり聴いたりするモノの影響」についても考えるようになりました。

チェロを弾くコロンぼうや
本サイトは、働きながら履修した京都造形芸術大学の卒業制作として、「デザイン」という手段を通して「少しでも何かを良くしたい」という願いから、私の経験と調査の小さな「かけら」を繋ぎ合わせて「おなかのがっこう・ポンポスコラ」の編集を試みました。
みなさんにとって本サイトが、何かを良くする小さなきっかけとなれば、製作者としてこれに勝る喜びはありません。
どうかみなさん、ご自身のおなかをかわいがってあげてください。
そして小さなお子さんをおもちのお母さんは、お母さんの温かい手で、やさしい味でお子さんをかわいがってあげてください。

大きな本の下の部分
コロンぼうや